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2020.12.11 17:16
京福電気鉄道は、嵐電(京福電気鉄道嵐山線)北野線の北野白梅町駅の駅前広場を整備し、駅舎を新設、2021年3月に同駅のリニューアル事業を完了することを発表した。
北野白梅町駅は嵯峨嵐山の玄関口に位置し、北野天満宮や金閣寺、嵐山へ向かう観光客をはじめ、京都市北西部の交通拠点のひとつとして沿線地域の住民が利用している駅である。
同駅には、嵐電嵐山駅をデザインしたGLAMOROUS代表の森田恭通による「白梅」をモティーフにしたデザインを採用。これを柱などにあしらい、夜は穏やかな光で演出するなど、瀟洒でありながらも街のランドマークとして、地域住民に長く愛される駅を目指している。
2020年春にはバリアフリー化、駅トイレの美装、京都市バスとの結節改善を実施。これに続き、新たな駅舎には、駅係員を配置したインフォメーションコーナー、待合時間に利用できるベンチを設置する。
また、天井材には京都の地産材「みやこ杣木(そまぎ)」を全面に使用。京都の森林で産出された木材の情報を明示することにより、「みやこ杣木」を身近に感じてもらい、広く利用してもらいたいとしている。