2021年に設立15周年を迎えるrhizomatiks
個展「ライゾマティクス_マルティプレックス」を開催

▲坂本龍一 + 真鍋大度《センシング・ストリームズ-不可視、不可聴》2014年 
札幌国際芸術祭2014での展示風景 
撮影:木奥惠三 
提供:札幌国際芸術祭実行委員会[参考図版]

2021年に設立15周年を迎えるrhizomatiks(ライゾマティクス)の個展「ライゾマティクス_マルティプレックス」が、2021年3月20日(土)から6月20日(日)まで東京都江東区にある東京都現代美術館にて開催される。

▲ Daito Manabe + Yusuke Tomoto + 2bit《chains》2016年
Exhibition view: “GLOBALE: New Sensorium – Exiting from Failures of Modernization”
Courtesy of ZKM | Karlsruhe 
Photo by Tobias Wootton and Jonas Zilius[参考図版]

設立以来、つねに人とテクノロジーの関係を探求してきたライゾマティクス。ビョーク、スクエアプッシャー、Perfume、野村萬斎や研究者らとのコラボレーションに取り組みつつ、多様な視覚化や問題提起型のプロジェクトを通して、技術と表現の新しい可能性を提案してきた。

▲Squarepusher 《Terminal Slam》2020年[参考図版]

そして同展は、ライゾマティクスの美術館における初の大規模個展となる。データの視覚化やフィジカルパフォーマンス、ソーシャルディスタンスのためのシステム、バーチャルとリアルの領域を往来するハイブリッドなインスタレーション、さらには現代に対するクリティカルな提言も行うという。

▲ライゾマティクス「Lucid Motion by Daito Manabe ×Rhizomatiks Research」2019年[参考図版]

また、会期中にはトークや双方向性の参加型イベントなどの開催も予定しているそうで、オンライン上にもハイブリッドに展開する新作やアーカイブを通して、絶え間なく変化する世界と同期する彼らの卓越した試みを複合的(multiplex)に呈示するものとなるだろう。End

ライゾマティクス_マルティプレックス

会期
2021年3月20日(土)~6月20日(日)
10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日(5月3日は開館)、5月6日
会場
東京都現代美術館
詳細
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/