NEWS | 建築
2020.12.04 16:30
建築家・内藤廣が手がけたこれまでの設計図面を一冊にまとめた書籍「内藤廣設計図面集」が、2020年12月23日(水)にオーム社から発売される。B4判で180度見開きやすいオープンバック製本を採用し、216頁で本体価格5,200円(税別)。
公共建築など大規模なものでは設計図面は1000枚を超えるといわれる。そのなかでも内藤がもっとも大事にしているのは、「技術やシステム、構造、設備、デザインのすべてを網羅した断面矩計図」だという。
この図面は建築の質を決定づけているといってよく、内藤廣が「建築に何を込めたか」を如実に伝えるものである。
そこで、同書ではそれらを中心に、要となるディテールや各種詳細図を含む、プロジェクトの最重要と位置づけられた図面のみで構成。
今回は、内藤が1981年に自身の建築事務所を設立してから現在に至るまでの仕事のなかから、初期の代表作「海の博物館」(1992)や近作「日向市庁舎」(2019)など18作品を選抜。内藤自身による解説をはじめ、描き下ろしの美しいドローイングも収録する。
書籍情報
- 書籍タイトル
- 内藤廣設計図面集
- 発刊日
- 2020年12月23日(水)
- 事前予約
- https://amzn.to/3mpaA2w
発刊記念イベント開催決定
- 日時
- 2021年1月7日(木)20:00~21:30
※近日中に受付開始 - 会場
- 蔦屋家電二子玉川 https://store.tsite.jp/futakotamagawa/