神谷修平/カミヤアーキテクツが改修を手がけた
遠藤新が1928年に設計した「葉山加地邸」

▲ 写真:太田拓実

建築家 フランク・ロイド・ライトの薫陶を受けた愛弟子・遠藤新が1928年に設計した神奈川・葉山の「葉山加地邸」は、国指定登録有形文化財にも登録されたプレーリースタイルの建築である。

この葉山加地邸ではこのほど、ホテルへのコンバージョンプロジェクトが竣工した。クリエイティブディレクションとインテリアデザインは、神谷修平/カミヤアーキテクツが手がけている。

▲ 写真:太田拓実

▲ 写真:太田拓実

同事務所によると、いかに歴史を継承しながら、現代のライフスタイルに合致したデザインを生み出せるかが課題になったという。

そこで、文化財の最重要箇所は保存に徹し、照明としては間接照明のみを追加。新たな機能が求められる箇所には、三角形や六角形などプレーリースタイルの幾何学からデザインを作り出した。

▲ 写真:太田拓実

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さらに、地下にスパを設けるなど、文化財の保存に影響なく変更できる部分には、大胆なプログラムを提案した。

▲ 写真:太田拓実

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たんなる保存ではなく、現代と過去との対話を表現し、新たな生活を楽しむためのデザインとなっている。End

▲ 写真:太田拓実

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