未来のものづくりのあり方を考えるプロジェクト
「SPEED FLAT 2020」がアクシスギャラリーにて開催

未来のものづくりのあり方を考えるプロジェクト「SPEED FLAT 2020」が、2020年12月3日(木)から12月6日(日)まで東京・六本木のアクシスギャラリーにて開催される。

SPEED FLATは、「スピード(s=速力)」と「フラット(f=平ら)」の2つの言葉を通じて未来のものづくりを考えるプロジェクト。

▲ 女子美術大学(ヴィジュアルデザイン専攻+早稲田大学 基幹理工学部表現工学科)
「ハレとケ」
スマートフォン(モバイルツール)を使って生活のスピードをフラットにする試み。今年失われた「ハレ」の時間を埋めるため、自分の日常に「祭り」を持ち運びできる提案。

▲ 多摩美術大学(プロダクトデザイン専攻 studio3)
「JOINT-ABLE」
モノとモノをくっつける新たなジョイントをつくり、そこから生まれるモノの新しい可能性を探す試み。

▲ 多摩美術大学(テキスタイルデザイン専攻 studio2)
「DXトラベルハンカチ」
移動制限が重なる日常において、ポスターとイメージ動画を背景にして、世界中で再認識されているスピードフラットな一1枚のハンカチに表現を込めた。

SPEED FLATという限られた一定のイメージの中で機能性、生産性、そして社会での表現や共創できる考えの方向性を束ね、デザインを推進させる考え方のひとつ(=SPEED FLAT DESIGN)となることを目指し、賛同する団体とともに継続的で発展的な研究活動を行っている。

▲ 東京都立大学(インテリアデザインスタジオ) 
「ラップフィルム」
ラップフィルムを「中身を引き出し、切って使うシート状のプロダクト」と捉え、既存のものをラップ化した際に、ものとの関係がどのように変化していくかをスタディ。

▲ 東京大学(生産技術研究所 腰原研究室)
「だいこん屋」
デザイナー、設計者が作成した図面を直接、加工機械の制御コードに変換して製作した無人野菜販売所の提案。

▲ 法政大学(システムデザイン学科 ヒューマニティデザイン研究室)
「発電」
現存する多様な発電原理・発電技術を装置として可視化。また、自作の発電ユニットより得られる微弱な電力を用いた表現へと転化する試み。

同展では、東京都立大学女子美術大学、多摩美術大学(プロダクトデザイン専攻 studio3およびテキスタイルデザイン専攻 studio2)、法政大学東京大学の各研究団体が、設定されたテーマからイマジネーションを膨らませたデザインを展示。また、12月6日には公開講評会がオンラインで開催される。End

SPEED FLAT 2020

会期
2020年12月3日(木)~12月6日(日)入場無料
11:00~19:00(最終日は14:00まで)
会場
アクシスギャラリー
公開講評会
12月6日(日)11:00~12:30
こちらのリンクより誰でも参加可能
※ID&PWの入力は不要
詳細
https://www.axisinc.co.jp/media/exhibitiondetail/85