デジタル技術を生かしたアート作品の制作やAI技術などの研究開発を行うQosmoは2020年11月、収録した身近な音からAIがリズムを生成するWebサイト「Neural Beatbox」を公開した。

この作品は、ユーザーがWebカメラで収録した声や拍手、身近な物を叩いたり振ったりして出る音などをAIが解析し、その音を使って新しいリズムを生成するというもの。

自分×AIが奏でる新感覚のリズムを体験できるだけでなく、オンラインで繋がる仲間たちとともに遊ぶこともできる。

なかなか会えない仲間たちとの交流や、職場のみんなとオンラインで息抜きをしたいときなど、新しいコミュニケーションツールとして活用できるという。

また、AIが生みだす予測不可能なリズムが、新たなインスピレーションのきっかけとなるかもしれないそうだ。

英ロンドンのBarbican Centerで行われた展示「AI: More than Human」のインスタレーション作品をアップデートしたもので、ヒューマンビートボックスがわかる人もそうでない人も、パソコンがあれば誰でも体験することができる。