1483年創業ムラーノガラスの名門バラリン工房が
最初で最後の展覧会を開催

東京・千駄ヶ谷のショップ・ブランド「chisa(チサ)」は、伊ヴェネチアのバラリン工房の展覧会「大好きバラリン -レースガラスに捧げた537年-(Il mio tesoro Ballarin Collezione)」を、2020年12月2日(水)から12月25日(金)まで開催する。

▲バラリン家 家系図

バラリン工房は、1483年に創業されたムラーノガラスの名門工房。かつて王侯貴族の垂涎の的であったレース編みをガラスで表現した「レースガラス技法」や、網目模様の中に気泡を等間隔に施す「レッティチェッロ」など、美しく細やかな技法を得意とする。

▲レースガラス。絵付けではなく、ガラスによる技巧。

▲レッティチェッロ。丸い模様は気泡。

ヴェネチア共和国より貴族の称号を与えられたが、このほど閉鎖を決定。今回、作品約100点を紹介する最初で最後の展覧会となる。

▲花入「繭の光沢」680,000円(税別)

▲気泡入りワイングラス「星のまたたき」各250,000円(税別)

▲コンポート「絹の道」128,000円(税別)~

バラリン工房の日本で初めてのクライアントである小瀧千佐子が、日本の暮らしに馴染む作品を厳選し、同展を監修。バラリン工房の歴史とともに紹介する。

▲花入「絹の道」130,000円(税別)~

▲テーブルランプ「天使の羽」520,000円(税別)

展示作品は一部を除き、すべて購入が可能で、会期中はchisaウェブサイトでも、一部の作品の閲覧と購入が可能だ。

また、12月10日(木)18時より、同展監修者の小瀧千佐子(@chisa_tokyo)によるギャラリートークをインスタライブにて配信する。End

「大好きバラリン -レースガラスに捧げた537年-(Il mio tesoro Ballarin Collezione)」

会期
2020年12月2日(水)~12月25日(金)
11:00~19:00(最終日17:00まで)
毎週月・火休み
会場
chisa
詳細
https://chisa.jp/blogs/event/il-mio-tesoro-ballarin-collezione