NEWS | 展覧会 / 工芸
2020.11.17 13:40
石川県金沢市の東京国立近代美術館工芸館は、国立工芸館石川移転開館記念展Ⅱ「うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション」を2021年1月30日(土)から4月15日(木)まで開催する。
「もしも自分の家に、こんなものがあったら―」と想像してみることはよくあるだろう。こうした想像は、私たちが日常でふと目にしたものを使ってみたいと思うきっかけのひとつになるだろう。一方、この想像は、作り手が人々に向けて新しいものを生み出す時の原動力にもなるものだ。これを起点として、自分自身や誰かの、より快適で美しく彩りのある生活を夢みたデザイナーや工芸家たちによって、さまざまな器や家具が作られてきたのである。
そこで同展では、クリストファー・ドレッサー(1834-1904)、富本憲吉(1886-1963)、ルーシー・リー(1902-1995)を中心に、国立工芸館のコレクションから厳選したデザイン・工芸作品約150点を展示する。
展示機会の多い名品だけでなく、不思議な作品や、知る人ぞ知る作品もたくさん展示するという。生まれた時代も場所も性別も異なる3人の作家を出発点に、作品に込められたストーリーやコレクションの新たな魅力を発見することができるだろう。
国立工芸館石川移転開館記念展Ⅱ
「うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション」
- 会期
- 2021年1月30日(土)~4月15日(木)
9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで
※来館日時を予約する日時指定・定員制を導入予定 www.momat.go.jp/cg参照 - 休館日
- 月曜日(ただし3月29日、4月5日、4月12日は開館)
- 会場
- 国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)
- 詳細
- https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/the-second-of-the-national-crafts-museums-grand-opening-exhibitions/#section1-1