ミナ ペルホネン、展示会「風景の色 景色の風 / feel to see」で
テキスタイルの世界を示す

ミナ ペルホネン(minä perhonen)は、展覧会「風景の色 景色の風 / feel to see」を、2020年11月7日(土)から12月1日(火)まで東京・南青山のスパイラルにて開催している。

同展は、テキスタイルという物づくりの起点となるデザインを通して、ミナ ペルホネンの営みや背景にある物語を紹介するものである。

テキスタイルは服や家具においては材料であり、デザインのプロセスの途中に存在しているが、そのテキスタイルには最終的なデザインを決定づける質感や色、グラフィックが表現されており、全体の存在価値の多くを含んでいるという。その意味で、テキスタイルは最終的なデザインの素性に対して大きな役割を果たしているそうだ。

そこで同展では、テキスタイルに込められた世界観を映像として表現することで、そこに存在するモチーフや空間の織りなす景色や、そこに吹く風や光を感じることができる。

▲ 展示作品「motion」より

テキスタイルに込められた世界は見る人の空想の扉となり、日常の時の流れの中でもうひとつの情景や体感を創造することになるだろう。ミナ ペルホネンは、それらはたんに目を刺激する色や形ではなく、人の記憶と繋がり、現実世界とは異次元のもうひとつの時を刻み人生の足跡となると考えている。End

▲ スパイラルの館長・小林裕幸さんと皆川明によるクロストークの動画

ミナ ペルホネン展覧会「風景の色 景色の風 / feel to see」

会期
2020年11月7日(土)~12月1日(火)
入場無料(会期中無休)
※下記サイトより要予約
会場
スパイラル
詳細
https://feeltosee.peatix.com/