現代書家・千葉蒼玄の大作「3.11鎮魂と復活」
米LACMAに収蔵、 コレクション公式サイトで公開

▲「3.11鎮魂と復活」 場所:東京都美術館 撮影:加藤健

2020年2月に米ロサンゼルスで開催されたアートフェア「LA Art Show」に招聘された現代書家・千葉蒼玄の大作「3.11鎮魂と復活」が、同国の美術館 LACMAへ収蔵され、LACMAの公式サイトのコレクション一覧にて公開されている。

▲「◯ △ □」

同作品は、2011年3月11日に発生した東日本大震災に関する発生後約1ヶ月間の新聞記事を縦3.6m・横12.6mの紙に書いた大作。

2013年に開催された東京都美術館の企画展「TOKYO書2013」での展示当時は横9mだったが、2018~2019年開催の同美術館の企画展「見る、知る、感じる 現代の書」の展示では、両翼に1.8mずつ延長された。

▲ LA Art Show 展示

▲ LA Art Show 席上揮毫

今回、「3.11鎮魂と復活」はLA Art Showの入口に展示され、会期中にライブパフォーマンスで揮毫した作品「◯ △ □」とともにLACMAへ収蔵。「◯ △ □」は禅語だそうで、LA Art Show会期中に会場ブースにて、縦3m・横2mの紙に席上揮毫したものである。End