NEWS | 展覧会 / 工芸
2020.11.06 14:59
東京・銀座にある銀座・和光では、輪島塗の産地・石川県輪島で日常に使える漆器を作り続けている赤木明登の個展「赤木明登 漆展-ひとつの器が暮らしを豊かに-」を、2020年11月5日(木)から11月18日(水)まで本館地階にて開催している。
編集者を経て輪島に移住、塗師に転身した赤木明登は、ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物 12人」に選ばれ、海外でも高い評価を受けている。
木地に和紙を貼って塗り重ねる独自の技法により、マットな質感ながらつやのある漆器が特徴。使い込むにつれて色味は深みを増し、美しい光沢が出る。
2019年に続き和光で2回目となる同展では、定番の椀や皿のほか、モダンな台皿や新作の膳など約100点が一堂に会し、初めて漆に触れる人もすでに使っている人も選ぶ楽しさを味わえる品揃えとなっている。
また、11月14日(土)・11月15日(日)には赤木明登が来場。手にしっくりと馴染み、自然のものの心地よい温もりを感じさせる漆器を楽しむことができるだろう。
赤木明登 漆展-ひとつの器が暮らしを豊かに-
- 会期
- 2020年11月5日(木)~11月18日(水)10:30~19:00
- 作者来場
- 11月14日(土)・11月15日(日)各日 13:00~17:00(予定)
- 会場
- 和光 本館地階
- 詳細
- https://www.wako.co.jp/events/2949