フェイクミートを開発する「ネクストミーツ」
3Dプリンタで代替肉を出力する実験を開始

代替肉を開発するスタートアップ「ネクストミーツ」は、3Dプリンタを使ったフェイクミート(代替肉)の開発実験を2020年10月より開始したことを発表した。

地球温暖化の原因のひとつとして過剰な畜産が課題となるなか、この状況を改めるためにはおいしくて安全な代替肉の開発と普及が必要だと考える同社。

CO2排出を極限までゼロに近づけるために、2050年にはすべての畜産による食肉を代替肉に置き換えることを目指すとしている。

今回の取り組みでは、ステーキなどの肉をプラントベースミート(植物肉)で再現し、3Dプリンタで成形・量産することを目的としており、2021年中を目処に高級レストランへの提供を開始する見通しだ。

同社では、世界初となる焼肉用フェイクミート「ネクスト焼肉」の取り扱いが焼肉チェーンでスタート。本物そっくりの「ネクスト牛丼」や「ネクストバーガー」なども手がけている。また、現在はアメリカと中国での展開に向けて準備中だそうだ。End