沖縄・宜野座の創作エイサーLUCKと、東京のアートグループ GRINDER-MAN、ビジュアルデザインスタジオ WOWは、コラボレーションによる現代芸能プロジェクト「獅子と仁人」（ししとひと）を、宜野座村文化センター がらまんホールから2020年11月6日（金）から11月8日（日）にかけてストリーミング配信で発表する。

現代芸能「獅子と仁人」は、身体表現とデジタルテクノロジーの融合による、オンラインでのみ完成する舞台作品および映像作品。今回のテーマは「伝承とテクノロジーの温故知新」だという。

▲ 創作中の獅子舞

▲ 創作エイサーLUCKによる公演の様子

獅子とコンテンポラリーダンスによる舞、3Dプリンティングによって刷新された金銀獅子の頭部、声とピアノの生演奏、リアルタイムでCG合成するAR表現、一人称視点のカメラワーク、イヤフォン推奨のサウンドデザインなどがオンラインでリアルタイムに融合し、観客は舞台上に立っているような臨場感の中で作品世界を体感することができるそうだ。

▲ WOWによるCGデザイン ©2020 WOW inc. All Rights Reserved

同作では、コロナ禍において芸術文化活動が深刻な危機にあるなか、多彩なジャンルのアーティストの協働により、ストリーミング配信ならではの芸術表現の新たな可能性と鑑賞体験を追求するものになるとしている。

▲ 宜野座村文化センター がらまんホール