チームラボ、パブリックアート作品を
マンハッタンの高層ビルに常設展示

アート集団 チームラボは、パブリックアート「Continuous Life and Death at the Now of Eternity II, Grand Central Terminal」を米ニューヨーク市で2020年9月に公開した。常設として、マンハッタンの新しい高層ビル「ワン・バンダービルト」に展示されている。

誕生と死滅を永遠に繰り返し続ける花々が描かれた作品世界は、マンハッタンの日の出とともに明るくなり、日の入りとともに暗くなっていくそうで、1年を通して、咲いていく花々は移り変わっていくという。

▲ Continuous Life and Death at the Now of Eternity II, Grand Central Terminal
teamLab, 2020, Digital Work, Endless

アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索しているチームラボ。ニューヨークの象徴でもあるグランド・セントラル駅の真横に公開された同作は、あらかじめ記録された映像を再生しているのではなく、現実の時間の流れの中で花々が生まれ、咲き、やがては散り、枯れて死んでいく様子をリアルタイムに描き出している。

また、「ワン・バンダービルト」は、マンハッタンのミッドタウンに新たにオープンした、高さ約427m、延床面積約15万8000平米の超高層ビル。グランド・セントラル駅の玄関口としての役割も果たす、ミッドタウンで最も高いオフィスビルで、革新的な設備、オフィスデザイン、テクノロジー、サステナビリティを提供している。

なお、ワン・バンダービルトは現時点ではまだ一般公開されていないそうで、作品もビルの外からのみ観ることができる。End

teamLab「Continuous Life and Death at the Now of Eternity II, Grand Central Terminal」

会期
2020年9月14日(月)~常設
会場
One Vanderbilt(1 Vanderbilt Ave, New York, NY)
詳細
https://www.teamlab.art/jp/e/onevanderbilt/