NEWS | アート / 展覧会
2020.10.27 15:00
世界各地の美術館で作品を発表している、テキスタイルデザインスタジオ NUNO(ヌノ)のディレクター 須藤玲子は、茨城県近代美術館で2020年11月3日(火・祝)から12月20日(日)まで開催される展覧会「6つの個展 2020」に参加をし、その代表作のひとつである「扇の舞」の国内初の展示を行う。
今回の展示では新たな試みとして、京都を拠点に活動をするアート/デザインユニット Softpad(ソフトパッド)とのコラボレーションによる音響演出を加えた空間体験を提供する。
空間デザインはこれまでタッグを組んできたフランスの建築家 アドリアン・ガルデールのアイデアをベースにしながら、今回は須藤自身が会場となる美術館に足を運び、そこでの空間体験を踏まえてNUNOのメンバーである上野和広とともに構成。
204の布製の扇が展示室の床から天井を覆うように配され、動きのある色彩のリズムとあわせて、波が押し寄せてくるような大きなうねりや流れが感じられる構成となっている。
扇に使用されているテキスタイルはNUNOのアーカイブから厳選されたもので、日本各地のテキスタイルの生産者とコラボレーションを重ね、伝統的な技術に深い理解を示しながら、最新のテクノロジーや現在進行形のデザインの世界を縦横無尽に行き来するクリエイションとなるそうだ。
6つの個展 2020
- 会期
- 2020年11月3日(火・祝)~12月20日(日)
- 開館時間
- 9:30~17:00(入場は16:30まで)
- 休館日
- 毎週月曜日(ただし11月23日(月・祝)は開館、翌火曜日は休館)
- 会場
- 茨城県近代美術館
- 詳細
- http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html