【終了】第65回 AXISフォーラム 廣村正彰氏+井口皓太氏
「TOKYO2020で進化するデザイン」を10月29日(木)にオンライン開催

東京2020大会(以下、TOKYO2020)のスポーツピクトグラムをデザインした廣村正彰と、そのモーショングラフィックをデザインした井口皓太。このたび初めて対面する両名を招いたオンライントークイベントが、10月29日(木)に開催される。

トークのトピックは、東京2020スポーツピクトグラム、東京2020動くスポーツピクトグラムの制作エピソードをはじめ、お互いのデザインへの印象や解釈など。また、リモートチームによるデザインワークの進め方についても、TOKYO2020やコロナ禍における直近の活動をふまえて、手応えや近況が話される。




©Tokyo 2020

東京2020スポーツピクトグラムは、1964年の東京オリンピックで生まれたスポーツピクトグラムの考え方を継承するだけでなく、さらに発展させ、躍動するアスリートの動きを魅力的に引き出すものとしてデザインされた。廣村デザイン事務所を中心に、東京2020組織委員会のブランド開発担当、業務委託先である電通の関連部門ら開発チームによって制作されたピクトグラムの数は、オリピック全33競技50種類、パラリンピック全22競技23種類にのぼる。





©Tokyo 2020

今大会ではそれらピクトグラムが、五輪パラリンピック史上初となる「東京2020動くスポーツピクトグラム」としてもデザインされた。既に完成された静止画のピクトグラムをよりダイナミックに演出するために、「出現」と「消失」の動きが加えられ、またいちど3Dで起こした動きをもとに平面の表現が再設計されるなど、限られた面積のなかでもピクトグラムに躍動感がもたらされている。




廣村正彰(ひろむら・まさあき)/グラフィックデザイナー。田中一光デザイン室を経て、1988年廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、美術館や商業、教育施設などのCI、VI計画、サインデザインを手がける。主な仕事に、横須賀美術館、すみだ水族館、ナインアワーズ、台中国立歌劇院、アーティゾン美術館、そごう・西武、ロフトのアートディレクションなど。デザイン誌「AXIS」では3年間の連載「廣村正彰のJunglin’」を手がけたほか、203号特集「TOKYO 2020 Olympics」内「ピクトグラムにもっと躍動感を! 廣村正彰に聞く、デザイン開発の現場」に登場。 www.hiromuradesign.com

井口皓太(いぐち・こうた)/映像デザイナー。クリエイティブディレクター。2008年武蔵野美術大学基礎デザイン学科在学中にデザインチーム「TYMOTE(ティモテ)」を設立(後に法人化)。13年クリエイティブアソシエイション「CEKAI」を設立。動的なデザインを軸に、モーショングラフィックスから実写映像監督、また、チームビルディング型のクリエイティブディレクションを得意とする。デザイン誌「AXIS」207号INSIGHT「なめらかな軌道と構造をダイナミックに設計する、井口皓太が織りなすモーショングラフィックスの詩学」に登場。 kotaiguchi.com


▲デザイン誌「AXIS」203号 特集「TOKYO 2020 Olympics」

▲デザイン誌「AXIS」207号 INSIGHT「井口皓太が織りなすモーショングラフィックスの詩学」




第65回 AXISフォーラム
廣村正彰氏+井口皓太氏 講演会
「TOKYO2020で進化するデザイン」

日時
2020年10月29日 (木) 18:30 – 20:00
参加費
無料
配信
AXISギャラリーからのオンライン生配信
お申し込み
Peatixよりお申し込みください 
※配信終了時まで申し込み可能です 
※配信URL(Youtube Live)は開催日の前日に、ご登録いただいたメールアドレスに告知ならびにpeatixに掲載します
axis-forum-065.peatix.com
主催
AXIS
お問い合わせ
forum[at]axisinc.co.jp