NEWS | テクノロジー
2020.10.21 15:30
ロボティクス事業を展開するスタートアップ「Re-al」は、同社が手がけるリアルハプティクス技術を応用した遠隔釣りロボット事業において、小型の遠隔釣りロボット「TeleAngler(テレアングラー)」を新規に独自開発したことを発表した。
その特徴は、現実の魚の引きの力をデータ化することによって、仮想の魚に覚えさせ仮想空間でも現実空間さながらの釣りを実現することにある。
釣りをする「その場」にいなくても遠隔釣りができ、仮想空間では24時間365日を通して釣りを楽しむことができる。
さらに、このシステムにより、海や渓流で自在に竿を操る釣り名人は、仮想空間にもその技を持ち込むことができ、現実空間と仮想空間の技の継承性を実現するとしている。
今回、小型で可搬性を重視したデザインを採用し、釣りの感覚を損わずに低コスト化を実現。2021年春に量産開始を目指している。CEATEC2020にオンライン展示している。