NEWS | 展覧会
2020.10.21 14:56
クリエイター集団 Konelは、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて開発した「ゆらぎかべ-TOU」を、京都市京セラ美術館にて2020年10月31日(土)から12月6日(日)まで開催される、「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」にて展示することを発表した。
「KYOTO STEAM-世界文化交流祭-」のコアプログラムとして開催される同展は、デジタル・テクノロジーの進展が私たちにもたらすものとは何かを問いかけるもの。人の感性と親和性を持つテクノロジーを開発する企業等の作品の展示を通して、「アート×サイエンス・テクノロジー」が切り拓く未来を体験することができる。
今回Konelが出展する「ゆらぎかべ-TOU」は、部屋の外を流れる風に反応して、空間に自然のゆらぎをもたらす「ランダム家電」。どんな室内空間にも存在する壁を通して「ゆらぎ」がもたらされ、ただ風の流れとはためく音に心をゆだねて、「ボーッと」できる時間を生み出し、思考を拡張させてくれるという。
また、この展示にあたり、KOAが開発した風センシング技術「Windgraphy」とコラボレーション。「ゆらぎかべ-TOU」に、秋分の日(2020年9月22日)に長野県の諏訪湖で採取した、現実世界の風をインストールしたそうだ。
KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展
- 会期
- 2020年10月31日(土)~12月6日(日)
10:00~18:00 - 休館日
- 月曜日 ※祝日の場合は開館
- 会場
- 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
- 詳細
- https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20201031-20201206