日本の工芸にヒントを得た
メキシコの日本食レストラン「TORI TORI Santa Fe」

▲Cesar Bejar

インダストリアルデザイナー Héctor Esraweが率いるメキシコ・メキシコシティのデザインスタジオ Esrawe Studioが手がけた「TORI TORI Santa Fe」は、メキシコシティで展開している日本食レストランの5番目のプロジェクトで、サンタフェ地区にあるビルの1階にオープンした。

▲ Genevieve Lutkin

日本の工芸がもつ繊細さと落ち着いた佇まいにインスパイアされた店舗だそうで、静けさのあるモノクロの雰囲気があり、トキワガシ材でできた2つの吊り下げられたエレメントが空間の広さを際立たせている。非常に大きく堂々としたその外観は、武士の鎧、とくに胴の部分を連想させるものだという。

▲Cesar Bejar

▲ Genevieve Lutkin

そのうちのひとつはショップエリアにあり、もうひとつの大きい方は、メインの鉄板焼きテーブルの上にある円筒形の排気フードで、いずれもレストランの2つのエリアを際立たせる照明装置にもなっている。

▲ Genevieve Lutkin

▲ Genevieve Lutkin

▲ Genevieve Lutkin

レストランには中央エリアのほか、鉄板焼きテーブルのあるテラスとプライベートダイニングルームも備えている。

▲ Genevieve Lutkin

寿司カウンターのあるメインの壁には幾何学的なグラフィックが施されているが、これは漢字の抽象的な模様をデザインしたローレリーフだそうだ。End

▲ Genevieve Lutkin

▲ Genevieve Lutkin

▲Cesar Bejar

▲ Héctor Esrawe