木で暮らしと社会を豊かにする
「ウッドデザイン賞2020」受賞作品が発表

ウッドデザイン賞運営事務局は2020年10月14日(水)、「ウッドデザイン賞2020」の受賞作品を発表した。

木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰する「ウッドデザイン賞2020」は、今年度で第6回を迎える。審査委員会・赤池学および審査委員の建築家・隈研吾、プロダクトデザイナー・益田文和ら、各分野の第一線で活躍する面々が審査を行い、応募総数432点のうち幅広い分野から191点の受賞作品が選出された。

▲ 受賞作品の一部:上段左から「池袋西口公園 GROBAL RING CAFÉ」「奈良県コンベンションセンター」「高畠屋内遊戯場もっくる」「木籠」
下段左から「樹木から生まれた マスク&フォレストミスト」「木硯」「1964東京オリンピックゆかりの木プロジェクト」「世界的に価値の高いクラフトジンの商品化を通じた里山との関係構築」

今回、木材を巧みに活用した空間提案や、暮らしに彩りと癒しをもたらすデザインなど、多くの優れた作品が受賞。今後は受賞した191点の中から最終審査を行い、最優秀賞(農林水産大臣賞)1点、優秀賞(林野庁長官賞)数点、奨励賞(審査委員長賞)数点、特別賞(木のおもてなし賞)数点を選出し、12月11日(金)に発表される予定だ。

▲ ※写真は「ウッドデザイン賞2019」エコプロ2019の表彰式、展示の様子

なお、新型コロナウイルスの影響により、11月に予定されていたウッドデザイン賞2020の表彰式、展示、セミナーは中止を決定。最優秀賞、優秀賞、奨励賞、特別賞等の表彰式は、12月中旬にオンラインでの開催を検討している。End