NEWS | 工芸
2020.10.15 15:20
日本の一大タイル産地、岐阜・多治見で立ち上がった新しいブランド「TAJIMI CUSTOM TILES」は、ブランドのグローバルローンチとして、デザイナーのマックス・ラム(イギリス)とイ・カンホ(韓国)を迎え、2020年10月31日(土)から11月3日(火)まで初めてのインスタレーションを東京・渋谷で開催する。
1300年にわたる焼き物の伝統と歴史のなかで、多治見には数々の技が生まれ、継承され、現在の多治見の最大の特徴である多様性のあるものづくりができあがったという。そして、この多様性から導き出されたのが「ビスポーク・タイル」という発想だ。
TAJIIMI CUSTOM TILESでは、丁寧な対話、最高の素材、最高の技術で仕立てる洋服づくりにならい、きめ細やかなコミュニケーションと多治見の技を集結して、世界中の建築家やデザイナー向けに、オリジナルのサイズ、形、色、質感のフルカスタムタイルを制作する。
今回の展示では、2018 年にマックスとカンホが多治見に滞在し、素材からリサーチを行い、いくつものメーカーを訪れ、それぞれの特性を理解したうえで、既存の枠をはるかに超えて生まれた新しいタイルのアイデアを提案。多治見の職人たちは、彼らにしかできない技と想像力で、多様な形状をした3Dタイルやループをかたどったモジュールを実現している。
TAJIMI CUSTOM TILES TOKYO 2020
Installation by Max Lamb and Kwangho Lee
- 会期
- 2020年10月31日(土)~11月3日(火・祝)
10:00~20:00(最終日は16:00まで) - 会場
- Mahal
- 詳細
- https://tajimicustomtiles.jp/ja/