Micro:bit教育財団は2020年10月13日（火）、プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit（マイクロビット）」のバージョンアップを発表した。日本国内では、スイッチエデュケーションが2020年11月下旬から12月上旬に新しいmicro:bitを販売開始する予定だ。

▲ 見た目は現行とほぼ同じだが多数の機能が追加

micro:bitは、イギリスのBBCが主体となって作ったプログラミング教育向けのマイコンボード。動くものをプログラミングして作ることで、子どもたちが論理的思考能力を身に着けられるようにデザインされている。

今回の新バージョン「micro:bit v2.0」には、スピーカーやマイクが搭載されるなど、プログラミングや電子工作に初めて挑戦する子どもたちがより楽しめる機能が追加。また、より強力なプロセッサーを採用するなど、中級・上級者のプロトタイピング向けにもなっている。

そのほか、ロゴマークにタッチ検出機能を追加したり、エッジコネクターの形状を変更したり、電源のオンオフを示すLEDを搭載したりと、多くの機能が追加された。

なお、この新バージョンの販売価格は未定。同製品発売に伴い、現行の「micro:bit v1.5」は販売を終了する予定だ。