Googleの自動運転車プロジェクトから出発した米 Alphabet傘下のWaymo（ウェイモ）は、アリゾナ州フェニックスにて、運転手のいない自動運転配車サービスを一般に公開した。

同社はこれまで、同市での自動運転配車サービスを「Waymo One」メンバーに対して提供してきた。それでも、オペレーターが乗車しておりドライバーが無人だったわけではなかった。

それでも2020年に入って、一部のNDAのあるメンバーに対しては、サービスの5～10％の割合でドライバーレスの自動運転配車サービスを提供。情報を収集して、サービスの向上に努めてきたという。

そして、この10月8日（木）より、一般の「Waymo One」メンバーにもドライバーレスのサービスを提供することになった。Google PlayおよびApp Storeのアプリを通じてオーダーすれば、友人や家族と一緒に乗ることができる。

今後は、実習済みの車両オペレーターを乗せた自動運転車を改めて投入。衛生・安全管理のために運転席と後部座席のあいだにシールドを取り付け、台数を増やしながらエリアを拡大するほか、将来的には同社の自動運転車が100%ドライバーレスになることを目指しているそうだ。