nendoがFlosのために
アウトドア用のライティング・コレクションをデザイン

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

佐藤オオキが主宰するデザインオフィス nendoは、イタリアの照明メーカー Flosのために、フレームと球状の光源を組み合わせたアウトドア用のライティング・コレクション「heco」をデザインした。

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

テーブルタイプは正方形と長方形の2種類あり、いずれも「照明用」と「天板用」というふたつのフレームが入れ子状の構成になっているのが特徴だ。

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

照明用のフレームは、発光体の「重み」によって柔らかに沈み込んでいるような形状を採用。天板の中にはバッテリーが内蔵されており、また、ふたつのフレームは1本の脚で繋がっているので、バッテリーから光源への通電が可能なだけでなく、その脚がピボットとなり、回転することでふたつのフレームの角度を変化させることができる。

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

一方、フレーム部分を壁に立て掛けるようにして使用するウォールタイプは、光源を壁に柔らかく押さえつけたようなフォルムとした。また、コーナータイプは、壁のカドに合わせて縦横2方向で使うことを想定した形状となっている。

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

いずれのタイプもフレームを意図的に「柔らかく」見せることで、本来は存在しないはずの光の「物質感」を感じさせるようなデザインができあがった。

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

▲ Photographer:Akihiro Yoshida

これと合わせて、テーブルと照明をモジュール式に組み合わせることができるコレクション「haeru」も登場。こちらはテーブルが3種、照明が2種、脚が3種の計8種類のパーツからなり、複数のオプションから選択しながら自由に家具を組み立てていくことができる。

▲ Photographer:Alberto Strada

▲ Photographer:Alberto Strada

▲ Photographer:Alberto Strada

▲ Photographer:Alberto Strada

まるでキノコのように、テーブルからさらにテーブルが「生えて」いたり、そこからランプが「生えて」いるようなデザインである。End

▲ Photographer:Alberto Strada

▲ Photographer:Alberto Strada

▲ Photographer:Alberto Strada