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2020.10.02 15:20
キューブ型ロボット「toio」をゲーム開発やロボットやインタラクション研究の現場で活用できる、Unity対応ソフトウェア開発環境「toio SDK for Unity」(開発協力:SIE)が、開発元のモリカトロンの公式サイトにて無償で配信されている。
「toio」では、プログラミング初学者向けから本格的なロボット工学の研究開発・アート作品まで、「はじめる」「つくる」「きわめる」の3ステップでさまざまなシチュエーションに活用できるロボットプログラミングの開発環境を提供してきた。
そしてこのほど、この「きわめる」の開発者・クリエイター向け開発環境を拡充。「toio SDK for Unity」により、ゲームエンジン「Unity」でtoioのロボット「toio コア キューブ」を使ったアプリケーションの開発が可能となる。
スマートフォンやタブレット(iOS端末)から手軽にtoioコアキューブを動かすことができたり、Unity上の豊富なライブラリやアセットとの利用により、ARと組み合わせた「触れるARゲーム」やAIを活用したロボット研究、インタラクティブなアートなどの開発・制作ができるようになるそうだ。
さらに、キューブの動きをバーチャルな3D空間で再現したシミュレーター機能により、キューブの実機を使わずに画面上で動作を確認。手軽・迅速かつ効率的に開発が可能となるほか、大規模なロボット作品・行動シミュレーションへの発展も容易になるとしている。
また、「toio SDK for Unity」の配信開始に合わせて、ユーザーの創作活動を支援する「ロボットやろうぜ!- toio & Unity 作品動画コンテスト –」や、オンラインイベント「Unity道場 ロボティクススペシャル 龍の巻」も開催される予定だ。
ロボットやろうぜ!- toio & Unity 作品動画コンテスト –
- 募集期間
- 2020年10月10日(土)~11月4日(水)
- 受賞作品発表
- 2020年11月6日(金)
- 詳細
- https://toio.io/blog/detail/20200930-2.html
- 日時
- 2020年10月10日(土)
15:00配信開始・17:20閉会の予定 - 申込方法
- イベント申込ページから事前に参加申込が必要