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2020.09.23 16:01
ロフトワークは、OKB総研と設立した「FabCafe Nagoya(ファブカフェ ナゴヤ)」を、2020年9月18日(金)、名古屋市のランドマークのひとつ久屋大通公園にできた「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)」内にオープンした。
クリエイティブの力で、日本の製造業の未来を盛り上げる同施設は、FabCafeとしては世界12拠点目、日本国内では4拠点目となる。
内装デザインは、谷尻誠+吉田愛/SUPPOSE DESIGN OFFICEが担当。空間に使用している木材は岐阜県飛騨市の広葉樹で、天井架構は製材や家具製作の過程で切り捨てられてしまう「広葉樹の耳」部分を活用した。
カウンターやソファベンチなどの家具にも、樹種も寸法も不揃いな広葉樹の短所を価値転換した使い方で工夫を散りばめている。コーディネーション/家具製作/家具製作ディレクションは、森の中から新たな価値を創造することで、豊かな森と人との持続的な関わりを再構築することに挑戦する「飛騨の森でクマは踊る」が担当。
10月4日(日)までのオープニング期間には、名古屋を拠点に活動するND3Mとのコラボレーション企画の参加型インスタレーション「EnjoinTree Workshop」など、FabCafe Nagoyaの魅力を体感できる多様なジャンルのイベントを開催する予定だ。