オリンピック・コレクターが執筆・編纂した
書籍「オリンピックデザイン全史 1896-2020」

河出書房新社は、125年のオリンピック全デザインを網羅した書籍「オリンピックデザイン全史 1896-2020」を、2020年12月1日(火)に発売する。

同書は、スイス生まれの歴史研究家でオリンピック・コレクターであるマルクス・オスターヴァルダーが執筆・編纂した、1・2巻合計1,500ページの大著。

1896年に行われた第1回アテネオリンピックから、2020年第32回東京オリンピック(2021 年7月開催予定・同書編纂時点で公開されていたものを一部収録)まで、全世界53か所で行われた、125年間に開催された夏季・冬季オリンピックにおける、すべての「デザイン」に関わる制作物を収録する。

すべての公式ポスター、エンブレム、公式刊行物、身分証、入場券、メダルなど、多岐にわたり、スイス・ローザンヌにあるオリンピックミュージアムの所蔵物と、著者が世界中から収集したコレクターグッズの実際の写真を収録して、詳細に解説。カバーには、IOCの「ヘリテージマーク」が印刷されており、IOCが認めた超一級の資料となる。

元文化庁長官で東京大学名誉教授の青柳正規も、「誰もこれほどの規模でデザインのすごさを眺めたことはないはずだ」と推薦の言葉を寄せている。また、1964年東京オリンピックは、著者がその公式ポスターをすべてのオリンピックの中でもっともすばらしいと評しているそうで、32ページにわたって紹介されているという。

なお、12月1日から2021年3月31日(水)までは発売記念特価34,000円(税別・分売不可)で販売され、2021年4月1日(木)より通常定価38,000円(税別)での販売となる。End

▲ 著者:マルクス・オスターヴァルダー(Markus Osterwalder)