NEWS | ソーシャル / フード・食
2020.09.18 15:50
haccoba(ハッコウバ)は、東日本大震災による避難で人口が一時ゼロになった南相馬市小高区に、2021年2月ごろ酒蔵兼バーを新しくオープンする。
小高区は、今は徐々に交通機関や商店が戻り、人々の営みが再開され始めているが、それでも人口は震災前の約1/3程度にとどまり、風評による被害も今なお残っているという。
そこでhaccobaは見方を変えて、ゼロからのまちづくりにチャレンジできる場所として、地域の人や訪れる人にとって酒蔵が「新しいコミュニティ」のひとつになることを目指している。そこには、お酒というカジュアルな接点から、今なお続く社会課題に思いを馳せてほしいという想いが込められているという。
今回の酒蔵立ち上げにあたり、2020年9月15日(火)よりMakuakeにてクラウドファンディングをスタート。日本酒の製法をベースに、異なるホップを用いて製造する試験醸造酒2種類を販売する。
日本酒の製法をベースに、ビールの原料であるホップを使ったお酒など、クラフトビールのような自由な醸造スタイルでお酒を醸すことにしている。また、そこから酒蔵のメインプロダクトを一緒に決めていく企画も実施するそうだ。