無印良品、「土着化」を目指して街の魅力を発信
ガイドブック「GINZA」がリリース

良品計画は、ガイドブック「GINZA」を2020年9月18日(金)から、東京・銀座の無印良品 銀座にて発売する。文庫本サイズで192ページ、価格は1200円(税別)となっている。他のMUJIBOOKS展開店舗では10月より順次取扱を開始する。

無印良品では、各地域で店舗を起点とした「土着化」を進めているそうで、店とそこに暮らす人とのつながりを育て、地域にねざした情報を提供。自社アプリ「MUJIPASSPORT」を通じて各店舗から「おたより」として発信しているという。

今回発売される「GINZA」は、無印良品 銀座の土着化の取り組みの一環として、銀座の街の魅力を独自に取材し、文庫サイズの書籍にまとめたものである。

世の中にあふれるガイドブックとは一線を画する、生活者も旅行者も楽しめるガイドブックで、うまい定食屋、ふしぎな路地裏、花街の銭湯、15時にひらくバーなど、健やかな銀座を紹介している。

冒頭には、銀座の街を俯瞰できる描き下ろしイラストの全体マップと、「銀座の仕事服しらべ」と題した、銀座で働く人たちの服装のイラストを掲載。これは、「考現学」の創始者であり、20世紀初頭に銀座の街頭で街ゆく人々の服装などを丹念に調査した今和次郎へのオマージュでもあるそうだ。End