イタリア・ミラノのデザインスタジオ Servomutoは、Paris Design Week 2020のためにインスタレーション「HAUTE COUTURE」を公開した。

このプロジェクトは、将来のビジョンを示すパリのオートクチュールへのオマージュとなるもので、7つのスタンドランプで構成されている。同スタジオにとって、オートクチュールとは、さまざまなカルチャーやサブカルチャーを幅広く融合した、伝統と革新のあいだをたえまなく貫く道筋でもある。

このインスタレーションでは、Servomutoは卓越した職人技を再解釈。ランプシェード製造における昔ながらの腕前を披露するとともに、ファブリックランプを現代風に仕立て上げている。

訪れた人は薄暗がりのフロアを移動しながら、7つのランプとその色鮮やかに浮かぶシェードを楽しむことができる。空間を斜めに横切る配置は、Servomuto の2人のデザイナー Francesca De GiorgiとAlessandro Poliを象徴するものだそうだ。

また、ランプに近づくと、ストライプになった多彩なファブリックや、六角形をしたベースの多様な面、そして細いアッシュ材を用いたスタンドのディテールを楽しむことができるだろう。