宿内完結型の地域体験をコンセプトに
古民家を生かした一棟貸し宿「るうふ」がオープン

古民家一棟貸し宿を運営する「るうふ」は、山梨県芦川町内にある古民家を生かした一棟貸し宿である「イナカに暮らすように泊まる宿『LOOF』」を「時を超える宿『るうふ』」としてリブランディングしたことを発表した。

これに合わせて、2020年9月10日(木)より、山梨県内に完全非接触で宿内完結型の地域体験ができる新コンセプトホテル「るうふ 澤之家」(芦川町)、「るうふ 書之家」(身延町)、「るうふ 丘之家」(牧丘町)の3店舗をオープンしたことも発表した。

これまでの「LOOF」では、観光を軸とした「アウタートリップ」としてホテルを拠点にさまざまな場所へ遊びにいく形が主流だった。

一方、「るうふ」では新型コロナウイルスの影響もあり、宿の外側ではなく宿のなかでさまざまな体験を行う「インナートリップ」を構想。古民家宿ならではの「火の体験」「時の体験」「土地の体験」といった、内側に籠りながらも時間を忘れるような「時を超える」非日常体験ができる宿になるという。

さらに「るうふ」では、チェックインからチェックアウトまでの完全非接触型サービスや、宿内で完結する非日常アクティビティ、ワーケーションとしての活用など、「withコロナ時代におけるホテルのニュースタンダードモデル」として新しい体験型ホテルを提供するそうだ。

また、今回のリブランディングを皮切りに、空き家問題の解決など古民家の新しい活用方法として地域再興を目指し、暖簾分けモデルによって誰でも運営を行える仕組み作りを展開ことにしている。End