NEWS | ソーシャル / プロダクト
2020.09.17 16:19
新潟県新潟市にてプロダクトデザインを手がけるFD Inc. 萩野光宣がデザインし、燕市のササゲ工業と共同で開発した「消毒液スタンド HS-D1」が登場した。
2020年3月以降に自粛期間からWITHコロナに向かうなか、「コロナ禍において私たちデザイナーは何ができるだろう?」という想いから生まれたプロダクトで、少しでも問題を解決するための提案ができないかと開発。
ステンレス製品の地場産地として知られ、数多くの工場が集積する燕市の普段は調理用品などを手がける工場で、スタイリングを重視してデザインされた。
主な構造は、直径21mmのステンレスパイプのなかに収納。既存製品にはない軽量でコンパクト、シンプルなフォルムで、置き場所を選ばないという。また、オールステンレスで塗装の必要はなく、アルコールの影響もほとんど受けないそうだ。
また、ネックハンギング方式で、ボトルの容量や形状の影響を受けることなく使用でき、簡単に消毒液の交換や補充が可能。宙に浮いて設置されるフットペダルは、飛散したアルコールを拭き取りやすく手入れも簡単だ。