NEWS | プロダクト
2020.09.08 16:14
サンゲツは、ガラス・鏡の加工および施工を行うバンドーと共同で、ガラス面への映り込みを抑えたフィルム付き低反射ガラス「Naturalview™(ナチュラルビュー)」を開発した。
このナチュラルビューは、日本板硝子の高透過低反射ガラス「Optiview on Optiwhite」とサンゲツの低反射フィルム「ルクリアⅡ」を組み合わせた商品。
外装面に低反射ガラス、内装面に低反射フィルムを使用することで、「ルクリアⅡ」の両面施工と比較して、優れた耐候性や耐久性を実現。ガラス面への反射・映り込みを抑えるので、屋外施工の難しかった高層階の展望台・レストランに適しているほか、人が多く触れる可能性のあるデジタルサイネージの保護カバーガラスとしても使えるという。
さらに、一般フロートガラスへのルクリア両面施工と比較して透明度が高く、反射光が自然色に近いことから、美術館や博物館、ショールームなどの視認性を高めたい場所で展示品をクリアに見せることができるそうだ。
また、透過低反射ガラスに熱処理を施すことで、厚さ12mmと同等の強度を厚さ4mmで確保。低反射・高透過の魅力に加えて軽量化も実現してくれ、フィルムを施工することにより、万が一ガラスが破損した場合も飛散を防いで安全性を向上するとしている。