世界最大の水陸両用クルーザー
「Sealegs 12m Cabin RIB」のデザイン公開

ニュージーランド・オークランドに拠点を置く「Sealegs(シーレッグス)」は、独自の技術を搭載した水陸両用クルーザーを手がけている。「Sealegs System 100」という全輪駆動システムにより、傾斜した柔らかい砂浜や貝殻・小石の多い地形でも走ることができるそうだ。

今回、同社が新たに発表した「Sealegs 12m Cabin RIB」は、全長約12m、総重量は7500kgで、最大馬力400hpのエンジンを2基搭載。陸上では直径940mm・幅500mmのタイヤで駆動するなど、これまでにないサイズとパワー、パフォーマンスを実現する世界最大の水陸両用クルーザーである。

さらに、最大で4つの寝台、パノラマが楽しめる施錠可能なキャビン、電動格納式のサンルーフ、コンロ付きのキッチン、シンク、冷蔵庫、ダイニングテーブル、トイレ、さらにはボタン操作によるスイムプラットフォームなど、幅広いオプションを用意。

最大トルクは9000N・mで、油圧ホイールモーターの全輪駆動により陸上での最高速度は8km/h、水上での最高速度はおよそ40ノットを実現する。

この「Sealegs 12m Cabin RIB」はすでに受注を開始しており、2021年にリリースされる予定だ。End