虫食い穴がある廃材をアップサイクルした
「Atmoph Window 2」用の木製フレームが登場

アトモフは、同社が展開する窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」の新フレーム「ワーミーメープル」のクラウドファンディングプロジェクトをMakuakeで開始した。

カリモク家具と共同で手がけるこの「ワーミーメープル」は、虫食い穴がある廃材予定の資材をアップサイクルした木製フレーム。虫たちが作り出した穴は同じ形のものがなく、木材が本来もつ温もりを備えた、世界にひとつだけのスマートウィンドウを作り上げている。

アトモフは、開発するスマートウィンドウを通じて、世界各国にある現地の人たちが守り、多くの旅人たちにも愛される美しい景色を提供。そして、地球に恩返しがしたいという想いから、今回のアップサイクル・プロジェクトが実現した。

使用するワーミーメープルはアメリカ産で、通常は焼却や埋立によって廃棄されてしまう資材である。形や大きさもバラバラな虫食いの穴を独創的な模様のひとつと捉え、カリモクがインテリアとして最高の仕上がりにアップグレードしている。

フレームは1本1本丁寧に仕上げられ、手にしっとりと馴染む滑らかな手触りがあるという。さらに、穴の周りは少し黒ずんで色が変色しており、その多様なカラーやグラデーションも魅力のひとつだそうだ。End