Fitbitからストレス管理に役立つ
スマートウォッチ「Fitbit Sense」を発売

米サンフランシスコのフィットネス家電メーカー「Fitbit(フィットビット)」は、ヘルススマートウォッチの新製品「Fitbit Sense」を発売することを発表した。日本国内では近日発売の予定だ。

▲「Fitbit Sense」

この「Fitbit Sense」は、ストレス管理に役立つ皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載した世界初のスマートウォッチ。EDAスキャンアプリを使ってデバイスの表面に手のひらを乗せると、皮膚の発汗量の些細な電気量の変化を感知し、ストレスの原因に対する身体の反応の理解を促し、ストレス管理を手助けしてくれるという。

さらに、新しいストレスマネジメントスコアが、ユーザーの心拍数、睡眠、アクティビティレベルのデータをもとに、どのように身体がストレスに反応しているかを計算。スコアは1から100で示され、呼吸エクササイズやマインドフルネスのツールなど、点数に応じたストレス管理の方法を提案してくれる。

また、手首で測定する皮膚温度センサーを内蔵するほか、同社で初めてECG(心電図)アプリを搭載。心拍リズムを評価して、心房細動(AFib)という症状の兆候を見つけてくれるもので、ウォッチのまわりにあるステンレススチール製リングのコーナーに指を30秒間置くだけで、ダウンロード可能なデータを出力し、医師と共有することも可能だそうだ。

フル充電で6日以上のバッテリーライフを提供。Bluetooth®を介したスマートフォン通話やAmazon Alexa・Googleアシスタントが利用可能で、人間の身体にインスパイアされた親しみやすいシルエット、エレガントなフォーム、目的性のあるマテリアルを採用している。

▲「Fitbit Versa 3」

なお、この「Fitbit Sense」と同時に、GPS機能とGoogleアシスタントを追加した「Fitbit Versa 3」と、Active Zone Mnutes(アクティブな心拍ゾーン(分))などのヘルス&フィットネス機能を追加した「Fitbit Inspire 2」も発売される。End

▲「Fitbit Inspire 2」