▲©️ Akira Wakita

東京・池袋のサンシャイン60通り沿いに誕生したエンターテインメントビル「Mixalive TOKYO」では、ソフトバンクの最先端技術を展示する技術展「ギジュツノチカラ」が2020年9月7日（月）より開催される。

同展では、「5G」（第5世代移動通信システム）から5Gの先（Beyond 5G）の世界まで、ソフトバンクの先端技術を活用したイノベーティブな取り組みを、「XR Live」「Digital ART」「5G LAB」「Broadcast」「HAPS」「6G」をテーマに紹介する。

また、同展は、新型コロナウイルスの影響でMixalive TOKYOでの一般公開を見送り、特設ページ内のVR会場からバーチャル展として楽しむことができる。

「Digital ART」では、脇田玲が制作するアート作品「Hidden Superb View – 隠された絶景」を展示。5GとMECサーバーを活用することで、複雑な計算処理を用いたアート表現が実現し、スマートフォンを使ってインタラクティブに作品を鑑賞することができるという。

この作品のテーマは「我々の日常生活に隠された絶景」。速度、密度、熱といった目に見えない自然界の要素を捉えようとした「空気の風景画」で、目の前の何気ない風景の中に実はとてつもない絶景や戦慄する風景が広がっている、ということを想像するものだそうだ。

もし絶景が遍在するとすれば、肉眼で見える美しい景色とは一体何を意味するのか、と問う脇田。5Gによる新しいアートの形「ART×5G」の作品が楽しめるだろう。