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2020.08.26 14:50
アトラックラボは、荒地で使用する無人走行車のベースとなる汎用フレーム「AT-BUGGY」の発売を開始した。
このAT-BUGGYシリーズは、オフロードタイヤを装着した4輪駆動シャーシ。シンプルなサスペンション機構を備えており、高い走破性を発揮するという。
100kg以上のペイロードを実現しており、農地での運搬作業、各種機械の自動化、センサーなどを取り付けた動くIoT機器としての活用、警備などの分野での活用といった使い方を想定している。
搭載されたモーター駆動装置は、コンピューターに簡単に接続できるものだそうで、AIやGPSを使ったローバー型ロボットの開発も容易になるとしており、ローバー制御システム「AT-DRIVE®️」の組込みにも適したシステム構成だそうだ。
また、各パーツをモジュール化しており、ミスミ30mm角アルミフレームで構成。用途に合わせてさまざまなサイズへカスタマイズが可能だ。
ベースモデルの参考価格は35万円(税別、バッテリー・充電器別)。Ardupilot CubeでのGPS自律走行モデルは45万円(税別、バッテリー・充電器別)で、このモデルは別途トレーニングが必要になる。