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2020.08.07 17:09
アメリカのウォッチブランド Massena LABから、スイスのウォッチブランド MB&FおよびL’Epée 1839とコラボレーションしたタイムピース「T-REX Bronze」が登場した。
ユニークな時計を集めたチャリティーオークションイベント「Only Watch」のために作られた「T-Rex Art Clock」の15点のみの限定モデルで、オリジナルがもつ楽しさと子どものようなインスピレーションを備えつつ、より野性的で古びた印象のあるオブジェクトを思わせる素材で仕上げられている。
「T&Rex」は、MB&Fのファウンダーであるマクシミリアン・ブッサー(Maximilian Büsser)のデスクの上に置かれた、2本の鶏の足の上にクリスマスの安物の宝石が飾られている、風変わりな装飾品にインスパイアされたそうだ。
そこから、デザイナーのMaximilian Maertensは、子どもの頃に観た1993年の「ジュラシックパーク」の記憶をもとに、恐竜の王の名前にふさわしい時計をデザインしたという。
「T-REX Bronze」は、機械的な形状と有機的な形状の調和の取れたバランスをもち、オリジナルのデザインを踏襲しつつ、スチールのかわりに大昔の人間が用いたブロンズを使用。膝から下の部分は黒ずんでいるが、これはロダンの彫刻をイメージした。
さらに、その色合いと素材の特性を風化させないように、手作業で酸化と緑青という特別な処理を施しているので、それぞれが1点ものの価値をもつ。
文字盤はハンドブローのムラーノガラス製、半透明のグリーンの「眼球」が時計全体のブロンズカラーを引き立てている。また、この緑色の目は、「ジュラシックパーク」でもっとも有名なシーンの1つである、夜の公園でジープのなかを覗き込むT-REXにちなんでいる。