イケア、植物由来の「プラントボール」を発売
サスティナブルな食事の選択肢を提供

イケア・ジャパンは、イケアの象徴ともいえるミートボールを見つめ直した「プラントボール」を2020年10月より発売する。

このプラントボールは、人と地球にポジティブな影響をもたらし、よりサスティナブルな食習慣とライフスタイルのきっかけとなる選択肢として登場。

肉の代わりに、黄エンドウ豆由来タンパク質、オーツ麦、ジャガイモ、タマネギ、リンゴといった植物由来の原料でできており、味や食感を妥協せず、見た目も味も肉そっくりになるという。

イケアレストランでは、マッシュポテト、リンゴンベリージャム、クリームソースを添えて提供。定番のメニューと同じ形式で、手ごろな価格になる見通しだ。さらに、スウェーデンフードマーケットでは冷凍の袋入りを購入でき、自宅でも楽しむことができるそうだ。

また、プラントボールは、クライメートフットプリントをミートボールの4%に抑えることができるそうで、2030 年までに同社が目指すクライメートポジティブを達成するためのステップに貢献するものだとしている。

IKEA Foodグローバル事業のヘルス&サステナビリティマネジャー、Sharla Halvorsonは「イケアでは、毎年10億個以上のミートボールが売れています。数多くのミートボールファンの一部が、代わりにプラントボールを選ぶようになったらと想像してみてください。もしミートボールの売り上げの約20%をプラントボールに替えることができたら、イケアの食品事業におけるクライメートフットプリントのおよそ8%を削減できることになります」と語っている。End