NEWS | 展覧会 / 建築
2020.07.20 14:17
イギリス・ロンドンにあるジャパン・ハウス ロンドンは、2020年9月19日(土)から2020年1月まで18週間にわたり、「Architecture for Dogs 犬のための建築」展を開催する。
2012年のDesign Miamiをはじめ、日本、中国、ブラジルを巡回した本展は、ビーグル、ビション・フリーゼ、プードルなど、さまざまな犬種のための16種類の建築デザインを披露するユニークな展覧会。同会場での展示のほか、3Dツアー、オンライントークイベント、ライブガイドツアーなど、バーチャルでも展覧会を楽しむことができる。
日本デザインセンター代表でジャパン・ハウス総合プロデューサーの原研哉の発案による同展には、原をはじめ、坂茂、隈研吾、藤本壮介、伊東豊雄など、世界の名だたる建築家が集結、人間と犬の関係をそれぞれの視点で捉えて生み出された作品を紹介する。
そのほか、アトリエ・ワン、MVRDV、コンスタンティン・グルチッチ、妹島和世、馬岩松らも参加。
私たちの忠実な友人である犬たちが、ロックダウンの最中にこれまで以上に慰めてくれる存在になったという人も多いだろう。そんななかで同展は、特別にデザインされた建築作品を通して、犬と人間が幸福な関係を築くための楽しく興味深い探求を提供してくれるだろう。
また、同展で展示される作品の設計図は、オンライン上でダウンロード可能になる予定だそうで、誰もが建築家となって、設計図をもとに新しいアイデアを取り込んだ犬の建築を作ることができるそうだ。