サントリー美術館 リニューアル・オープン記念展 Ⅰ
「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」開催

▲菊唐草蒔絵化粧具揃 一具 江戸時代 18世紀前半 サントリー美術館【全期間展示】

東京・赤坂の東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館は、2020年7月22日(水)から9月13日(日)まで、リニューアル・オープン記念展Ⅰ「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」を開催する。

同館は、「生活の中の美(Art in Life)」を基本理念に展示・収集活動を行ってきた。1961年の開館以来、絵や彫刻だけではなく、日常使う道具や調度に美を認め、生活の中で味わい愉しむという日本の美意識のもと、企画展や収蔵品展を通じてこのような美術作品を広く紹介している。

▲国宝 浮線綾螺鈿蒔絵手箱 一合 鎌倉時代 13世紀 サントリー美術館【全期間展示】

▲縞螺鈿蒔絵茶箱 一合 江戸時代 17世紀 サントリー美術館【展示期間:7/22~8/17】

▲誰が袖図屛風 六曲一双のうち左隻 江戸時代 17世紀 サントリー美術館【全期間展示】

そこで、リニューアル後初となる同展では、改めてこの基本理念に立ち返り、酒宴で用いられた調度、「ハレ」(=非日常)の場にふさわしい着物や装飾品、豪華な化粧道具などから、異国趣味の意匠を施した品々まで、生活を彩ってきた華やかな優品を厳選して展示。

▲色絵葡萄鳥文瓢形酒注 一口 江戸時代 17世紀 サントリー美術館【全期間展示】

▲五節句蒔絵手箱 柴田是真 一合 明治時代 19世紀 サントリー美術館【全期間展示】

▲朱漆塗矢筈札紺糸素懸威具足 一具 桃山時代 16~17世紀 サントリー美術館【全期間展示】

また、新たな試みとして、古美術に造詣の深い現代作家の山口晃、若宮隆志(彦十蒔絵)、山本太郎、野口哲哉が協力して、現代アートと同館のコレクションをクロスさせた特別展示を行うことにしている。

さらに、「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展開幕に先駆け、展覧会期間限定の特別コンテンツ、ARで出現「おうちに飾ろう!サントリー美術館名品コレクション」を7月16日(木)よりスマートフォン限定でサービスを開始。展示予定の作品をスマートフォンを使ってWebARで出現させ、手元で見て・動かして・写真に撮って楽しめるデジタルコンテンツだ。End

サントリー美術館 リニューアル・オープン記念展 Ⅰ
「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」

会期
2020年7月22日(水)~9月13日(日)
10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日
火曜日 ※9月8日は開館
※shop×cafeは会期中無休
注意事項
こちらのサイトを確認すること
会場
サントリー美術館
詳細
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2020_1/

▲熊本ものがたりの屛風 女性のハレの日金屛風 山本太郎 三曲一隻 平成29年(2017)撮影 草彅裕【全期間展示】

▲成田国際空港 南ウィング盛況の圖 (版画) 山口晃 一面 平成30年(2018)ミヅマアートギャラリー ©︎YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery【全期間展示】

▲切子 三ツ組盃・盃台 一組 江戸時代後期~明治時代初期 19世紀 サントリー美術館【全期間展示】

▲浅葱紋絽地流水花束模様小袖 一領 江戸時代 18世紀後半~19世紀 サントリー美術館【展示期間:7/22~8/17】

▲重要文化財 南蛮屛風 伝 狩野山楽 六曲一双のうち右隻 桃山時代 17世紀初期 サントリー美術館【展示期間:7/22~8/17】