フロアずつ異なるデザインを味わえる
白いフクロウが特徴の「hotel Siro」が池袋にオープン

東京・西池袋エリアに2020年7月3日(金)、新しいホテル「hotel Siro」がオープンした。地上10階・客室数41室のホテルで、3フロアずつ異なるデザイナーが担当しているのが特徴だ。

建設設計・プロデュースおよび1階ロビー、8~10階の個室デザインは、「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」、5~7階の個室デザインは「SO,u」、2~4階の個室デザインは「CAPD/WA-SO design」と、3組のデザイナーが手がけた、全室が異なる味わいをもつ客室を用意した。

客室を一歩出ると、街に向かって設計されたのびやかな外階段があり、見晴らしのいい最上階のグランピングスイートでは、街並の稜線を見渡しながら都会のキャンプを楽しむことができる。

▲1階 ロビー

▲8~9階 個室

▲10階 個室

▲5~7階 個室

▲2~4階 個室

同ホテルによれば、このホテルを象徴する「白」という漢字は、「旅をする人の止まり木のようなホテルにしたい」という思いをイメージしているという。

さらに、ホテルで使用されるアメニティやレターセットなどには、「hotel Siro」のシンボルとして、最強の運をもたらすとされる白いフクロウと清く美しい清潔感を表す白い花をあしらっている。

▲1階 カフェスペース

▲1階 カフェスペース

▲⽩いフクロウ

こうしたコミュニケーションデザインやグラフィックデザインなどのアートディレクションは、植原亮輔と渡邉良重による「KIGI」が担当。1階のカフェには大きな絵を飾り、外階段には小さな目印として白いフクロウの照明を設置した。

▲hotel Siro ロゴ

また、歯ブラシやコーム、カミソリには、石灰石を主原料とした新素材「LIMEX」を採用。環境負荷を限りなく抑え、アップサイクルも可能なのだそうだ。End

▲hotel Siro オリジナルレターセット

▲アメニティ