フリッツ・ハンセンとWhite Mountaineeringのコラボレーション
山を連想させるグランプリチェア

1872年に創業したデンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」は、ファッションブランド「White Mountaineering」(ホワイトマウンテニアリング)とコラボレーションしたアイテムを発売する。

ホワイトマウンテニアリングを率いる相澤陽介は家具のコレクターでもあるそうで、主に木やレザーを用いた上質な家具を長く使い続けているという。

今回のコラボレーションでは、アルネ・ヤコブセンのマスターピースであるグランプリチェアをセレクト。

ヤコブセンがデザインした数多くの椅子の中でも、グランプリチェアは現行品で唯一木脚をもつアイテムで、ホワイトマウンテニアリングのブランドモチーフにもなっている山を連想してデザインしている。

張り地のファブリックは、相澤がブランド設立当時からショップインテリアのモチーフとして使い続けている寄木細工柄の特徴的なデザインを、川島織物セルコンがジャカード織物で製作。

寄木細工の精巧な作りと緻密な表現が感じられる織り方を用い、木脚の色に馴染むようなカラーとテクスチャーに仕上げた。

▲相澤陽介

なお、同チェアはシリアルナンバーを刻印した限定プレート付き、アジア限定で300脚を用意する。価格は130,000円(税抜)で、2020年7月より予約販売を開始し、9月中旬からアジアの正規代理店にて店頭展示を開始する予定となっている。End