NEWS | ソーシャル / プロダクト
2020.07.08 18:37
新型コロナウイルス感染症が広がったために、旅行がしづらい状況が続いている。とりわけ列車や飛行機に乗って、長時間にわたり閉じた空間にいる場合、心も体も快適でなければ、大きな疲労を感じてしまうかもしれない。
そこで、ロンドンのデザインオフィス factorydesignは、座席のバックレストに装着してプライベートな空間を作り出すためのシート「HeadZone©」を開発した。
リサイクルした段ボールでできており、折りたたんでバックレストに装着するだけで、顔の両側に囲いを作ることができる。
内側は耳のあたりがプレス加工した2層構造になっており、外側の表面はプリントが施されている。そして、くぼんだところをバックレストに差し込めば、しっかりと固定することができるという。
空港や駅で販売したり、搭乗の際に航空会社や鉄道会社が提供したりする際には、この表面にブランドやスポンサーの広告をつけることで、乗客に商品を効果的にアピールすることも可能だ。
折りたたんで持ち運ぶことができ、プライバシーを確保しながら、眠りたいときには頭をしっかりと支えてくれるそうだ。