ランボルギーニ、スポーツカーにインスパイアされた
モーターヨット「Tecnomar for Lamborghini 63」を公開

ランボルギーニは、ヨット製造を手がけるThe Italian Sea Groupと共同で開発するモーターヨット「Tecnomar for Lamborghini 63」を公開した。

Tecnomar」はThe Italian Sea Groupのブランドのひとつで、今回公開されたモデルは、ランボルギーニが設立された1963年を記念する限定エディションとなる。2021年初頭の発売を予定している。

エクステリアのデザインはスポーティなシルエットを採用。船体と上部構造は、流体力学を専門とするエンジニアが開発し、「ミウラ」や「カウンタック」を設計したマルチェロ・ガンディーニと1960~1970年代のデザインを現代風に解釈を施したという。

ハードトップは「ロードスター」をイメージしたもので、太陽と風を遮りつつ、優れた空力性能を発揮。船首灯は、コンセプトカー「テルツォ・ミッレニオ」と「シアンFKP 37」のY字型のフロントライトにインスパイアされている。

一方、インテリアは、ランボルギーニを象徴するすっきりとしたラインや六角形、Y字型のモチーフ、素材を使用。ランボルギーニのパーソナライゼーションプログラム「Ad Personam」のように、カラーや材質などカスタマイズが可能だ。

また、ラグジュアリーな高速モーターの最先端を行くものとして、ランボルギーニのスポーツカーのパフォーマンスをイメージ。MAN V12-2000 hpエンジンを2基搭載して最高速度 60ノット(約111km/h)を実現、「Tecnomar」シリーズのなかでも最速となる。

ランボルギーニのスポーツカーに使われるカーボンファイバーを採り入れ、全長63フィート(約19m)でも重量は24トンと軽量化が行われている。End