バーチャル空間で自撮りを体験
ARにおける写真投稿・共有体験ができる「mirr」が登場

ARを核とした体験のプランニング・開発を行うMESON博報堂DYホールディングスは、仮想空間と現実空間がシームレスにつながる「サイバーフィジカル空間」における新たな体験・コミュニケーションに関する共同研究を進めてきた。今回、 AR時代の自撮りコミュニケーションをコンセプトとした写真投稿・共有体験ができる「mirr(ミラー)」を発表。

東京・渋谷キャストの3Dスキャンデータを用いて構築したVR空間内で体験可能なクローズドβ版の提供も開始しており、ARVR開発者・研究者など業界関係者、学生、メディア関係者に限定して、体験者募集も行っている。

▲バーチャル空間上に再現された渋谷キャスト

▲空間にもうひとりの自分の写真を配置し、色とりどりのデコレーションで彩れる

「mirr」は、AR空間にもう一人の自身を配置し、周囲に3DCGによるデコレーション素材を配してARグラスで写真撮影をすることで、個性豊かな写真を友人や家族にシェアすることができるもの。

街角のスナップ写真が現実空間に重ねられたAR空間上に蓄積していくことで、街が自分や友達とのフォトアルバムとなり、そこに時間を超越したコミュニケーションが生まれることを期待して制作したそうだ。End

▲デコレーションした自分を「自撮り」して友人や家族にシェアできる

▲​街角のスナップ写真が現実空間に重ねられたAR空間上に蓄積していくことで、街が自分や友達とのフォトアルバムに