東京国立博物館、VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」
再上演、実物の展示も開催中

▲屛風を透かし表裏の関係を表現 VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」より(監修:東京国立博物館 制作:凸版印刷)

東京国立博物館文化財活用センター凸版印刷は、新型コロナウイルス感染防止のため、東京国立博物館東洋館内TNM & TOPPAN ミュージアムシアターを臨時休演していたが、2020年7月1日(水)から上演を再開し、同日から10月4日(日)まで、VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」を再上演する。

また、東京国立博物館 本館7室にて、7月21日(火)から8月10日(月・祝)まで重要文化財「風神雷神図屛風」を展示。同期間中は、実物とVR双方を鑑賞できる。

▲VRが可能にする蝋燭の灯による金箔の輝き再現 VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」より(監修:東京国立博物館 制作:凸版印刷)

同VR作品は、尾形光琳筆の重要文化財「風神雷神図屛風」と、その裏に描かれた酒井抱一筆の重要文化財「夏秋草図屛風」のオモテとウラの関係性に隠された秘密を探る作品。

▲草花ひとつひとつの細かな色使いを大画面で鑑賞 VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」より(監修:東京国立博物館 制作:凸版印刷)

2018年1月リニューアルオープン後の第1弾作品として上演以来、再上演を希望する声が多く、実物展示の期間とあわせ、今回再演することが決定した。End

VR作品「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-」

会期
2020年7月1日(水)~10月4日(日)
水~日・祝・休日の11:00/12:00/13:30/15:00/16:00
※博物館の入館には、オンラインでの事前予約が必要。
※TNM & TOPPAN ミュージアムシアターの新型コロナウイルス感染拡大防止対策についてはこちらを確認すること。
会場
東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター
詳細
http://www.toppan-vr.jp/mt/showing/