NEWS | インテリア / プロダクト
2020.06.30 16:00
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛は、私たちの生活のみならず、プロダクトのデザインにも影響を及ぼしている。オーストラリア・メルボルンのデザインオフィス TOO Designsもこうした状況を受けて、壁掛け時計「TOO-do whiteboard clock」を完成させた。
ステイホームのときには、一方では子供の面倒を見ながら、もう一方ではリモートワークを余儀なくされた人も多いはず。そこでこの時計は、文字盤をホワイトボードにすることで、家族間のコミュニケーションを豊かにし、自宅での生活を過ごしやすくしてくれるのである。
たとえば、一日の予定を書き込んでおけば、家族は働いている人の邪魔をすることなく、その日の予定を一目で把握することができる。
また、子どもたちは、マーカーを使って時計を作りながら自由にカラフルな絵を描き込むことができる。自宅に居ながらにして、数字や時間に親しんだり、創造力を養う学習ができるのだ。
直径は250mmと490mmの2サイズで、部屋の広さに合わせて大きさを選ぶことができる。リモートワークで忙しい家族に、大きな文字で感謝の気持ちを伝えてみるのも使い方のひとつだそうだ。