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2020.06.25 17:43
東海道川崎宿に創業し今年で118年を迎えるヤマネノシゴトグループは、宿場町川崎の歴史、文化、そしてそこに営まれてきた人々の暮らし、日常の素晴らしさをテーマとした宿、「ホテル縁道(えんみち)」を2020年8月13日(木)、新規事業として開業する。
コンセプトワークおよびクリエイティブディレクション、アートディレクションは大島芳彦を中心としたブルースタジオが行い、開発プロデュース・開業後の運営全般を吉岡明治が代表を務めるリットアップが手がけている。
1階には宿泊者と地域の人も利用できる縁道食堂をオープン。開放的な空間で宿泊者の朝食、地域住民のランチの利用、夜の居酒屋としての利用、貸し切り宴会まで目的に応じて気軽に利用できる食堂を目指す。
朝食はかつて川崎で海苔をつくっていたという歴史と川崎発祥と言われている三角おむすびを提供。昼は生姜焼き等の定食、夜は川崎のクラフトビール、日本酒とおつまみで居酒屋として気軽に利用できる。
コンセプトフロアの客室は、新宿(しんしゅく)・砂子(いさご)・久根崎(くねざき)・小土呂(ことろ)町の4つの村で構成された東海道川崎宿をコンセプトに、日本らしいデザインとした。また、11階の3部屋は広めの部屋を用意。稲毛神社の神木であり付近に並木道もある銀杏を客室名称のほか、「ホテル縁道」のロゴにも使用した。
縁道食堂ではオープニングイベントとして、まちに開かれた商店「縁道マート」を現在企画中で、7月下旬より先行営業予定。縁道作成のお弁当やお惣菜に加えて、川崎産の食材や地域の飲食店、物販店を応援する企画を実施する。